祖母を見送ってきた

祖母が亡くなった。ちょうどこのまえ、あとちょっとで100歳だね、なんて話していたときだった。

通夜を行い、祖母の子どもたち(僕の親に当たる)と久しぶりに集まった。翌日が告別式だったので、セブンイレブンでちょっとしたお酒とおつまみを買ってきて飲んだ。気づけば自分も40歳を超え、親もそれぞれ60歳、70歳を超えている。資産運用の話などしてみたが、残りの人生をどう楽しく生きるか、に主眼を置くべきなのは明らかだ。とするならば、年齢関係なくそれを考えるべきなんだろう。

祖母のご遺体と祭壇しかない部屋で、時間はゆっくり過ぎていった。

翌日の告別式では、お経をあげてもらい、火葬場へ。お弁当を食べたりと、また親戚と話をする時間があった。こうして、丁寧に見送る時間がこの世とあの世とのグラデーションを生んでくれているのだろう。

おばあちゃんありがとね。