月別アーカイブ: 2012年10月

iPhone5の黒にケースをつけるとGALAXY S2みたいになる件

 

iPhone5にしてから1ヶ月。特に不満もなく、4Sから順当に進化してるな、という印象です。僕の仕事道具であり、恐らく1日で一番長い時間触ってるパートナー。

AU版、64GB、黒モデル。でも、なんか使ってると思うことがあって。

 

1ヶ月ほど使っての感想

 

・まるでGALAXY S2や!

 

取り敢えず、とビックカメラで売ってたカバーをつけたら、デザインが台無しに。なんか縦に伸びた分、iPhone感がなくなっちゃいました。

好みでは、3G, 3GSの丸みを帯びたヤツが一番好きでした。プロダクト的には、4Sの白が完成形、今回はちょっと伸ばしただけ、という印象です。見分けが付かなくなっちゃうので、今回は黒にしましたが、黒いケースをつけるとただのGALAXY S2みたいになるので注意。

せっかくの黒いエッジ、2トーンの背景が台無しです。外すか、バンパーにしたほうがよさそう。
 

 

・画面が長いと縦スクロールが快適

縦に長くなったことにより、全面的に使いやすくなりました。ただ、左上の戻るボタンとか、女の子は届かないんじゃないかな?僕も手が小さいので、両手じゃないと厳しいです。

スマホメディア屋さん的には縦の長さが1行分増えたことで、広告の面積専有率が下がり、CTRが下がるんじゃないか、と読んでますが実験してみます。

 

・音質上がった!?

今回、一番変わったな、というところがここです。

iPodをかれこれ10年ほど使ってますが、今回はすごくデジタルな感じの音になったな、という印象です。音の解像度が上がった感じで、輪郭スッキリ。ただ、ローからハイまでしっかり出る、優等生的な音になったと感じてます。(同じイヤホンで比較)

4Sより低音をブーストしたから、合うイヤホンも変わるかも。これまで低音強化のため、SHUREのse115を主に使ってましたが、もちょっとシャキっとしたやつにしたほうがよいかも。(感じ方には個人差があるので参考まで)

 

・新しい充電ケーブルは楽

Lightningケーブルにより、ちょっと早くなった感じ?上下関係なくさせるところは、本当に良い進化だと思います。でも、これまで大量に保有している旧ケーブル、どうするんだ・・・

 

・LTEは入ればメッチャ速い

AU版ですが、渋谷近辺で入ってる率は20%くらい?という実感です。ただ、入ったときはWi-Fiを凌ぐほどの速さ。これは、普及率上がったら動画とかバリバリ見れちゃいそうです。

 

・ テザリングはイザという時に

ちょこっとPCでメールしたり、作業するレベルなら使い物になります。
LTEなら俄然快適ですが、3Gの状態でテザリングしてもPCで使うにはスピードがキツイので、がっつり外でPC使う人は、素直にWiMAXなりイーモバイルなりを持ったほうがよいと思います。

大体満足。でも、値段も発表される前に毎年iPhoneを予約し、8万円近く支払うってどうなんだろ。1日200円でiPhoneが超快適に使える、という価値があるかどうか。触っている時間に換算すると、悪くないな、と思います。(もちろん、仕事柄、というのもありますがw)

思えばちょうど1年前にAU版iPhoneにしたときの記事。一時期、AU、iPhone4Sで検索するとAUの次にきちゃうもので、20万PVというこのブログ最大のアクセス数になってしまいましたw

AUsoftbank徹底比較 –iPhone4Sを買ったらやる10の設定まとめ 

当時と違うのは、icloudによって設定をほとんど持ち越したことです。機種変して、ケーブルも繋がずにほとんどのデータを移管。写真と音楽だけは、容量が膨大なのでケーブルで移管してます。

後ろ姿もGALAXY!

 

というわけで、早くカッコイイケースでないかな〜!

 

 

 

 

 

 

 

僕がアドラッテに恋をして 〜サービス開始から運営移管までの学び〜

 

本日こちらのリリースを出した通り、今月をもってスマホアプリ「アドラッテ」の運営を、ハロからアップディスコの100%子会社、アップディスコジャパンに移管します。

1年という短い期間でしたが、100万インストールというユーザー達、100社以上のスポンサーに支えられ、非常に楽しく運営することができました。

せっかくなので、1年を振り返ってみようと思います。

 

※アドラッテとは

広告を見て、クイズに答えてポイントを貯めるiPhone、androidアプリケーション。ポイントは、StarbucksやAmazon、iTunesのギフト券と交換することができます。

詳細はコチラ: http://adlatte.jp/

 

 

 

始まり

僕がアドラッテに最初に触れたのは2011年の9月。ブレイブソフトの菅澤さんiPhoneアプリで総合1位を4回取ってるまさかの孫さんと韓国に行く予定があり、せっかく韓国メンバーを採用したので、現地のスタートアップ達に会ってこよう、あわよくば仕事をしよう、と思ったのがキッカケでした。3泊4日で10社ほどとお会いしたのですが、思えば、初日に出会ったアップディスコと3日連続でミーティングをしていました。

ほぼほぼの展開方法と、Adtec Tokyoでのデビューをその場で固め、すぐにローカライズのプロジェクトはスタートしました。当時は、アプリの内容も完璧には理解していない部分がありましが、なんかイケそうだという勘と、韓国採用からのストーリーに突き動かされていました。1カ月、日韓のメンバー達と死にものぐるいですべてのローカライズを完了し、日本で立ち上げたのが10月の末。Adtec Tokyoで日本にデビューしました。

※当時の記事はコチラ:HALO流 #adtechTOKYO への出展結果と気をつけたこと

11月のマイナーアップデートを経て、12月から広告の販売をスタートしてからは、ユーザー数、売上ともにまさに事業計画通りの伸びを示しました。普通、事業計画通りに行かないものなので、正直自分にビビってましたw

■アドラッテの日本展開カレンダー
2011年10月 Adtech Tokyoにてデビュー
2011年11月 iOS版正式リリース
2011年12月 App Store無料総合1位を獲得、20万インストール突破
2012年2月 android版をリリース
2012年7月 NHKクローズアップ現代出演
2012年8月 iOS & android合計100万インストール突破
その間にハロメンバー、代理店、レップ、クライアントほか皆さんの努力と協力があって、自分達の会社では体験したことのないスピードでサービスが成長していきました。全ては盤石に見えましたが、そうでない部分もありました。

そして、この2012年の10月、アドラッテの運営を移管することになりました。

背景はいろいろあったんですが、

・もともとアップディスコに日本法人設立の意向があったこと

・市場も相次ぐ新規参入から成熟期に入り、事業がスタートアップから、スケールが必要なフェーズに進んだこと

・ハロとしても、新しい事業に取り組む必要があること

が主です。

この1年は、僕の人生で一番レボリューショナルな体験でした。 韓国の優秀でハングリーな起業家との出会いも、日本でのサービス立ち上げも、100万人というユーザーの獲得も、日本の自動車メーカー、お菓子メーカーなど一流どころが出稿してくれたことも、わずか1年でサービスを譲渡してしまうことも。。。

たった5人だったハロも、今では2倍以上のメンバー数になりました。

 

この1年で得た気づき

上手く行ったことも、失敗したことも沢山ありました。せっかくなので、スタートアップの方々の参考になればと思い、書いてみます。

・続けることで生まれる役割分担

これまで、ハロの経営陣は割と機能が重複していたり上手く分担が出来てなかったと思います。しかし、事業が急成長するにつれて、自然と自分の得意じゃない部分は人に任せるという動きが出て、結果的にチームとして機能しだしました。例えば、イセが事業を立ち上げ、中林がオペレーションを整え、矢野が販売する、など。チームとしては非常によい経験ができたと思います。 最初にCEOだ、COOだとつけるのもいいけど、丸4年やっていると、サッカーみたいに相手のポジションが分かるようになったりもします。これは、鳴かず飛ばずのときも続けてきてよかったと思えることです。

 

・事業のスピードと競合の参入

スマホの広告、かつその中のリワード広告という市場は、2012年一気に成長しました。当然、似たようなアプリが多数生まれることになり、大手も参入してきます。その時に、どう動くか。まずスタートアップは先行優位で市場を取ったら、資金を調達して一気に勝負に出るか、提携するか、売却するかetc… 経営者として、重要なジャッジが必要な局面が多数ありました。 いずれにしろ、サイバーエージェント、GREE、アドウェイズたちとガチで市場シェアを争う戦いができたことは、一つの自信になりました。が、そこからどうしていきたいか、を考えるところが甘かったな、とも思います。

それにしても、「まずはよい商品を代理販売して、自分達で創る」という方法は、起業前にどこかの本で読んだバリュークリックとサイバークリックの手法に似てるな、と思い出して震えました。

 

・採用

事業が急成長すると、当然人が欲しくなります。営業も足りないし、デザイン、オペレーション、カスタマーサポートも追いつかない状況。そんな中、何十人もの人に会って面接をしました。採用するときは、プロフェッショナルを。そして、会社の社風に合う人を。どんなに急いでいても、焦って採用してはいけません。ここは、いつ事業が成長してもよいように。予め欲しい人材像の軸を決めておくのがよいと思います。また、会社のブランディングというか、認知度を上げておくこともここで役に立つはずです。

 

・海外の企業と事業をするということ

韓国で出会ったスタートアップたちは、日本を重要な市場だと考えていました。特にアジアの起業家達にとっては、距離も、感覚も近い日本は攻略もしやすく、ビジネスとしても成り立ちやすい市場だと認識しているようです。 出会った幾つかの企業が日本進出の意向を持っており、その中で今回アップディスコと提携するというジャッジをしたのは、彼らのノリとスピード感、そしてどこか社風が似てそうだったところでした。他にももっと実力がありそうで、日本でも成功できそうな会社はありましたが、最終的には、人で決めたんだな、というのが振り返っての感想です。

ただ、事業を行なっていく中で、商習慣の違いや、考え方の違いも見えてきたところがあります。これはいい悪いではないですが、まず、彼らはグローバル志向が非常に強い。内需だけに頼れないので、当初から海外展開を具体的に考えています。また、例えば広告ビジネスでは支払いサイト制より前払いがポピュラーだったり、ユーザーへの接し方も違ったりと、多くの違いがあります。また、当然日本と韓国ではユーザーのスマホ利用スタイルや、通信環境も違うので、サーバーの具合など、感覚が伝わらない、という点もありました。

その部分もはじめから「相違がある」という認識があれば、よりスムーズに進められるはずです。

ただ、スピードを重視するあまり、契約面で詰めが甘かった点もありました。経験がない部分は、メンターなどに慎重にチェックを入れてもらったほうがよいと思います。後半は、高校の同期の弁護士にすごく助けられました。

 

・事業への想い

この事業は、2010年に新卒で入社した、ジョンヨン、ヨンジュありきで考えていました。 設立間もないベンチャーで、日本では優秀な新卒が採用できそうもない。そんな時、矢野が韓国行って採用しようぜ、と言い出したことにより、ノリでやってみました。会社としては、当然グローバル展開を考えていたので、まずは人から、とトライしたところ、100名以上の応募があり、しかもみんな優秀。日本の新卒ヤバイぜ、とも感じました。 そんな中、「HALOの機会になりたい」と入社してきたジョンヨンが、アドラッテという一つの機会を形にしてくれました。

当初はユーザーから「サーバーがつながらない」というクレームや、App Storeのレビューが全部アドラッテになって他デベロッパーさんに謝りにいったり、トラブルだらけでした。その後、立ち上げフェーズを経て、運用からスケールする段階に入ってからは、ユーザーと広告主に満足を与えることを中心に考えてきました。そんな中、サービスのローンチのフェーズを抜けて、僕らも引導を渡す時かな、と考えました。

(正直、もうちょっとアドラッテと一緒にいたかった、というのが本音ですが、外部環境の変化やパートナーとの方向性、市場の圧力などもあり、現在の着地に至っています)

今、二人はすでにハロにいないけど、この1年の事がひとつの自信になってくれたらと思います。

 

 

僕らはまた次の事業で大きくトライしていきます。

アドラッテを応援してくれたみなさま、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。(運営はコンサルティングという形で支援、代理販売は継続していきます)

 

今年のアドテックも、お楽しみに!

これで出展します→ http://www.halo-web.com/archive/2012/20121023-2.html

 

 

iPhoneアプリ「ボケて」のプロデュースで気をつけたこと

 

ブログも久々の更新となってしまいましたが、本日10月10日、iPhoneアプリ版ボケてをリリースしました。

この1年、僕はHALOでスマホアプリ事業にコミットしてきました。

アドラッテのローカライズでは、Appstore1位獲得、100万インストール突破、売上も広告モデルのアプリとしてはなかなかの実績を出すことができました。非常にエキサイティングで、楽しい1年でした。サービス運営は超楽しいのですが、僕ら自身も毎日使える、楽しめるサービスを手がけたい、といった思いもありました。

 

その次の一手がコレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真で一言、ボケて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑いました?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年、NAVERまとめで600万PVを出したお笑いサイト「ボケて(bokete)」のiPhone版です。

 

ある日、僕はブレイブソフトの菅澤さんと「なんか見ていて楽しいアプリ」を創りたいね、という話をしていました。インスタグラムはちょっとオシャレすぎるし、ゲームじゃなくて、スキマ時間にちょっと気分転換できるものとか。その時に頭に浮かんだのが、ボケてでした。

ボケてを運営する株式会社オモロキの代表、鎌団子は僕の日テレ時代の同期です。退職後、2008年にオモロキを立ち上げ、なぜか熱海市議会議員になり、本人が「事故」と語るように、ボケてが大ブレイク。運営を強化、スマホへの対応やアプリ化の方向性を持っていました。電話したところ、あっさり一緒に創ることに決定。ブレイブソフトさんも加えてAPI提供、デザイン、プログラムをしっかり役割分担し、歌舞伎町の謎のお店に飲みに行きました。

 

ボケてのこだわり

プロジェクトは、ハロ、オモロキ、ブレイブソフトの3社で進めました。優秀なサービス&プログラマー(オモロキ)、iOSエンジニア(ブレイブソフト)、デザイナーとマーケティング(ハロ)たちと仕事をする中で、自分の役割は、ボケての世界観を崩さず、手のひらの中に持っていくかを考えることだけでした。多くアプリのUIパターンを参考にしつつ、「ネタを活かす」構成にしたつもりです。

・誰でも使えるUIであること。

これは、オモロキの鎌団子とテレビで教わったことでもあります。子供から、お年寄りまで一緒に見て楽しめること。この考え方は、メディアを創る人として染み付いています。FacebookやPath、Pinterestみたいなちょっとオシャレで縦長に使えるUIも考えましたが、最初はタブビューで機能をわかりやすく伝えたかった。

iPhone5で画面が縦に長くなって、左上がデッドゾーンになりつつあるので、今後を考えるとよかったかなと。

 

・シンプルで、サクサク見れること。

PC版にくらべ、機能はかなり削りました。「スマホで笑うのに必要なものはなにか?」を追求し、一旦機能を洗い出して、最終段階でバサバサカットしていきました。皆が同じ「スマホで一番笑える形」というビジョンを持っていたような気がして、非常にスムーズでした。

もちろん、今後必要なものはアップデートで追加していく予定です。

 

・ネタを活かすデザイン。

デザインは、ハロのパクに担当してもらいました。オーダーは「ネタが活きる」こと。

というわけで、寿司屋のカウンターみたいな木目調というアイデアが採用されました。ただのオエカキではなく、デザインを手のひら入れて考察する。WEBとは別の「スマホ=手のひらで見るデザイン」を、最近UI,UXと言われているような視点で考えられるデザイナーが貴重だと感じています。

 

打ち合わせ中に吹き出すメンバーが続出する、楽しい制作期間でした。

 

WEB版とアプリ版との感覚的な違いをオモロキCTOゆーすけべーのブログがうまく表現してます。

アプリの主要な機能はこんな感じです。

  • ランキングを見る(注目、人気、殿堂入り)
  • 新着ボケをひたすら見る
  • ログインしていたらボケへの評価が出来る
  • 自分の過去に評価したボケを見れる

実際 iPhone でこうした機能を使うとWeb版とは違う楽しみがあって面白いんですよね。

例えば、新着のボケって玉石混合なわけですが、iPhoneで見ると、Web版では「刺さらない」 はずのボケまで面白く見えたります。なんというか手元で操っているということが、 「自分に近い」状態をつくるので「より刺さる」んじゃないんでしょうかね。

また、自分が評価をしたお気に入りのボケをiPhoneaアプリという形で持ち歩くことが出来るで、 人に見せびらかすことが出来て「笑いのツボ」が合うかみたいな遊びが出来てすごいいいですね。 ちなみに、鎌団子さんと僕は仲が良いですが、笑いのツボが全く違いますw

 

というわけで、気になったら使ってみてくださいね。

http://itunes.apple.com/jp/app/bokete-bokete-mian-bai-xie/id563446587 (iPhoneのみ対応)

 

 

 

 

 

もちろん、これからiPhone5対応も含めてアップデートやデバイス展開をしていきますので、お楽しみに!