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60歳のルーキー

 

 

今日、急いで向かう場所があったのでタクシーに乗った。

「赤坂まで」というと、運転手は「道がわからないので教えてください」と言う。

え!ここからほぼまっすぐだろ・・・。

パッと見60歳くらい、プロ失格、と降りようかと考えたがそのまま乗ることにした。

 

目的地も近くなり、ナビが明らかに逆を指していたので、逆ですよ、と会話をした。

彼は、「ああ、わかりました」と言った。

彼の声は、少し震えていたのかもしれない。

訛っていたのが気になり、出身を聞いてみた。

すると、宮城だという。

 

さらに話を聞くと、被災して仕事がなくなり、東京の知人の家に居候し、そこで初めてタクシーの運転手という職についたらしい。

正直に「道がわからない」と言うと、降りてしまうお客さんもいると言う。

もし僕がそうしていたら、彼はまた一つ、心の傷を増やしてしまったかもしれない。

 

プロにでも、駆け出しの時はある。

僕は、ちょうどその時の彼に出会っただけなのだ。

60歳(推定)から新たな仕事にチャレンジするなんて素敵じゃないか。

 

無事、目的地に着き、お会計をした。

がんばっている人に、「がんばって」と声をかけてはいけない、とどこかで聞いたので、

「また乗りますね」と言ってみた。

ちょっとだけ、彼は笑顔になってくれたようだった。

 

「釣りはいらねえよ」もやってみたかったが、それは似合わないのでやめておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真はイメージであり、実物と関係はありません。

 

自然の中で感じること。

 

僕は、アウトドアが好きである。

釣りを始めとし、割と外に出ることが多い。

また、都内の移動は自転車、休みはゴルフやフットサル(最近やってないけど)と、体を動かすことを心がけている。

 

先週は、富士山に登ろうとしていた。

悪天候のため断念したが、次のチャンスに必ず登ろうと思う。

事前に読んだまいにち富士山という本の中で、印象に残るフレーズがあった。

 

「大自然の中での自分を客観視すること」

 

広大な自然に触れることで、その中での自分の存在の小ささ、あるいは意味に気付かされる。

いつも、パソコンに向かっているだけでは気付かない何かを。

 

先日、高校の同期と釣りに行ったときもそれを感じていた。

海の真ん中に船を出し、ひたすら魚の群れを追いかける。

そこでは、巨大なマグロが水面で捕食していたり、シイラが群れで泳いでいたりする。

 

釣り上げたシイラと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月の津波ではその強力さを思い知ったわけだが、

僕らは自然の中にいる、ということを常に感じて生活していきたい。

 

まいにち富士山 (新潮新書)

まいにち富士山 (新潮新書)

posted with amazlet at 11.08.27
佐々木 茂良
新潮社

 

 

会社のブランドづくりにおけるアウトプットの大事さ5点 by @sudax2000

 

@sudax2000さんと打ち合わせしていて、会社のブランドづくりおけるアウトプットに関して感じたことがあったのでまとめました。

 

1,軸を創る

自信を持って言える会社の信念と強みをもち、明文化し、共有する。

 

2,情報格差を意識する

僕らの当たり前がありがたい会社もある。

例えば、ハロのメンバーにとっては新しいソーシャルメディアの活用法や、US、韓国の最新情報などは当たり前だと思っている場合がある。

しかし、クライアントとなる企業や、パートナー、開発会社にとってはそれが真新しい発見であったりする。

その情報格差を意識して、強みとすること。

 

 3,顧客と接する

実際に顧客と触れて得られる情報は多い。生の情報を元にジャッジをできるように、何社かとガッツリ実績を創る。

HALOの場合、富士急ハイランドさんのソーシャルメディア戦略全般のお手伝い(キャンペーン、Facebookページ構築など)や、ネクストさんのジオソーシャルなiPhoneアプリ、お台場の民放テレビ局ほかと深いお仕事をさせていただいている。

そこから得るものは、想像以上に大きいです。感謝!

http://www.halo-web.com/works/

 

4,役割分担をし、チームとして機能する。

人は、責任を負うことで成長する。だから、それぞれの業務にオーナーを設け、PDCAサイクルを回すべし。

また、チームとしてフルに機能することが大事。ソーシャルメディア上でもそう。

 

5,情報をしつこいほど出す

アウトプットが足りていない。

自分が思うより、人が見ている僕らの情報は少ない。

HALOホームページ

ソーシャルメディア活用に特化したブログ Social Generation

各メンバーのTwitter

などで、もっと多くの情報を発信するべき。

 

ということで、もっと出していきますね♪

 

幻想を持つこと〜母校の校長先生特別講義録〜

 

昨日は、中高の卒業10周年を祝う同窓会でした。

150人が集まり、大いに盛り上がりました。

 

クライマックスの騎馬戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氷上校長(ロンゲ、紐)から特別講義があったので、抜粋して紹介します。

※随時追記予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなにみんなが聞いてる授業、初めてじゃなかろうか。

感動した。

 

 

■自由とは

母校は自由でありつつ、いちおう学校としての体はなしている。

進学校だから自由が実現できるわけではなく、どんな学校でも、自由であるべきだ。

この校風があれば、日本はよくなる。

 

青年即未来 by江原素六(創立者)

そのまま読むと、青年は未来であるということ。

しかしよく解釈をすると、青年の姿は社会を色濃く反映しているということを言っている。

 

 

■欲望自然主義の時代

ゲームにのめり込んだり、自分の手に入らないものは、隣のモノやカネに手を出し、それを悪いと思わない風潮がややある。

欲望自然主義に支えられた消費社会は、真っ当ではない。

つまりそれは、モノを消費して満足し、人生を送るということ。

 

虚しさがないか?

 

今回の震災は、それを考えなおすよいきっかけになるはずだ。

 

 

■幻想のススメ

モノを売ったり買ったりするだけでなく、幻想を持っていることが大事だ。

しかし、いまテレビでやっている「一つになろう日本」とかは非常に危ない。

これは大きな危機を幻想によって乗り越えようとする危なさ。関東大震災後もそう。

大きな幻想ではなく、小さな幻想を持つこと。

 

例えば、同期と集まることも幻想である。

毎日会っていると嫌になるが、ときどき集まることで元気を貰える。

同窓会で名刺交換をするなんて嫌だ。

幻想共同体。

 

小さくても”自分だけの””譲らない”幻想を抱き、仲間​に語ろう。

一人の幻想は妄想に発展する可能性があるが、お互い批判・刺激しあう事でその幻想は独りよがりにはな​らない。

 

これから親になるのであれば、子供の幻想を見守ること。

また、自分の幻想が子供しかないようになってはいけない。

近年は、子供は孤独を強く感じ、つながり、一体感を強く求めている。人をリスペクトすることが減ってきているのではないか。

そのため、構造的に団結する傾向がある。

 

ちなみに氷上校長の幻想は教育。仕事と結びついている。

 

■シェアする時代

FacebookやTwitterとかで、自分の姿が出てきやすい時代である。

すべて明るみに出す事自体はいいことだが、それによる見返りはあるから、面倒な作業ではある。

例えば天皇のように、謎があるから、という点もある。

 

麻布としては、この10年間発信はしていくべきと考えている。これまでは、囲っていくべきと考えていた面もある。

一番の発信は卒業生だ。(嬉しい)

 

 

そんな感じです。

 

 

社会に閉塞感があり、それが一番反映されるのが子供だ。

上に突き抜ける道が見えにくいから、横のつながりを強く求める。

また、社会全体から考えると、ソーシャルメディアによる「シェア」の文化もそれを表しているのではないか。

気軽な共感は横に広がるだけであり、縦に突き抜けることが必要だ、と感じた。

 

 

同窓会といえば、あの時の子が可愛くなっていたり、残念だったりを楽しみたいものですが、

男子校なんです。ごめんなさい。

 

 

学校についてWikipediaより引用

校風は自由闊達

特徴としては、中高一貫教育であること、男子校であること、明文化された校則がないこと、自主・自立の校風のもと、学園生活の大部分が生徒達の裁量に委ねられていることなどが挙げられる。そのため服装だけでなく頭髪や装飾品に関しても基本的に全て生徒自身に判断が委ねられている。

ただ校則としてではなくルールとして、「校内で鉄下駄を履いてはならない」「校内で麻雀をしてはならない」「授業中に出前を取ってはならない」が挙げられる。 「校内鉄下駄を履いてはならない」という校則はとある漫画が流行った時に鉄下駄を履いてくる生徒が増え校舎がボロボロになった為に作られた。「校内で麻雀をしてはならない」はとある生徒が麻雀賭博にて先輩に借金ができて返済できず、自主退学となったことから作られた。「授業中に出前を取ってはならない」は授業中に出前を取る生徒がいた為作られた。学校からの苦情で、ラーメン屋は放課後にしか出前をしないことにした。 しかし何れも明文化されていないため、すべての生徒に浸透しているとは言い難い。

 

ちなみに、今年人に勧められて読んだ村上龍の小説『希望の国のエクソダス』に出てくる学生は、

麻布の学生へのインタビューを基にして書かれたらしい。(今知った)

自由とは、希望とは、まさに僕の求める姿が書かれている。

 

希望の国のエクソダス

希望の国のエクソダス

posted with amazlet at 11.07.25
村上 龍
文藝春秋

 

 

 

地デジ時代のテレビマンの働き方〜アナログ終了の瞬間動画追加!

 

アナログ放送が終了しました。

※7/25 0:00追記:完全に停波となりました。(岩手、宮城、福島では来年3月まで継続予定)

 

その瞬間は、日テレを見させて頂きました。

これ、カラーになった時のやつかな?それともテレビが開始されたときの映像かな?

感動です。

(Youtubeに上げますが、もう時効ですよね)

 

東京タワーの役割も、あと1年でレギュラーから、ベンチへと変わります。

 

 

「テレビを見ないって選択肢も」東京タワーのノッポン兄、地デジ化に辛口ツイート

 

各局のアナログ停波画面も、記念に撮りました。

では、12チャンから!(関東エリア)

 

12ch,テレビ東京

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっぱり事務的です。

 

 

10ch,テレビ朝日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視聴者窓口の「はい!テレビ朝日です」がお茶目です。

 

 

8ch,フジテレビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジテレビとは思えないほど真面目です。

 

 

6ch,TBS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、感謝の言葉を述べていただきました。

ありがとうございます。

 

 

4ch,日本テレビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォント大きめです。

高齢者にもやさしい、さすが日テレです。

 

 

1&3ch,NHK

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んん!!

スタイリッシュだ。。NHKとは思えないほどのポップさ。

各局足並みを揃えるんじゃないのか。

 

それにしても、「デジタル放送”で”お楽しみください」って、

デジタルが見られないからこの画面が出ているんじゃないか?

ちょっと投げやりじゃないか?

 

 

こんな感じ。

 

 

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アナログテレビは、僕の人生に本当に大きな影響を与えてくれました。

好きだったドラマも、やはりほとんどがアナログ時代のもの。

中高時代の思い出、ロングバケーション、ビーチボーイズは、いまでも定期的に見ますw

 

そして、メディアの歴史の中にアナログテレビが無かったら、

僕はテレビの仕事もしてこなかったと思うし、今もやっているUSTREAMの仕事もしてないと思う。

 

テレビがデジタル放送を開始したときに、「双方向」のコミュニケーションが可能になりました。

さぞかし、テレビがもっとすごくなる、面白くなると期待されていたと思います。

でも、蓋を開けてみると、だれも「d(データ)」ボタンを押さない、そもそもデータ放送用のコンテンツを作るのが大変、という環境もあり、負担だけが膨らんだ印象です。

(もちろん、画質と音質は革命的なほど向上しました)

「双方向化」はテレビを面白くできるポイントでもある一方、「一方通行」の圧倒的なメッセージ力の終わりでもあったと考えています。

 

きっと、僕はアナログ放送にテレビの夢を見て、

デジタル放送にテレビが立ち向かうべき現実を見たんだと思います。

 

そして、時を同じくしてテレビ局内でのワークスタイルも変化を求められていると聞きます。

これまでの、夢100%、ガッツの時代から、経費削減、労働時間最適化の流れへ。

だから、作り方も、変わることを前提にコンテンツを考えていくことが求められる。

ある意味、辛いと思います。

これまでのテレビの面白さは、労働基準法なんて関係ないほどのめり込める、クリエイターたちのガッツによるコンテンツの作り込みだと思うからです。

ベンチャーは徹夜してもいいくらいの気概でやるのに、世間の流れによってコンテンツづくりを制限するのは悲しい。

僕らにとっては仕事でもあり、創作活動なのだから。

 

ただ、テレビはまだ60歳前のメディア。

100年続く企業なんて考え方もありますが、まだまだ若いはずです。

先人たちがテレビの時代を作り、僕らはその遺産で食ってきた部分がある。

 

WEB事業に力を入れる流れもあるけど、コンテンツ野郎の集まりとして、一緒の夢を見られる場所であって欲しいな。