こんにちは。遅ればせながら、2012年の末から、タブレットというものを家に置いたり、持ち歩いたりして、本を読んでました。アーリーアダプターの方からすると、おせーよ!とか、とっくに全部電子化してるよ!とか言われそうですが、僕なりのペースで実験しております。
電子書籍の二つ目の波がきたよ
2010年のiPadの発売あたりから、日本でも「電子書籍元年」とか言われて来ましたが、これは一部の人の願望であり、まったくそうならなかった。でも、3年経った今年くらいが本番かな、というのが感覚です。
というのも、大きな流れが来るときは、最初ではなく、二つ目くらいの波に乗っているから。どんなジャンルであれ、一つ目の波は来る。でも、ほとんどがそこで打ち消される。例えば今だと、メーカーズの流れがそれに当たるでしょうか?しかし、二つ目の波が来たら、あとは一気に流されていく。だから、二つ目がくる瞬間というものを自分なりに定義して、その頭に乗ります。
例えばスマホなら、2008年のiPhone3Gが一つ目、2009年の3GSが二つ目。一つ目で市場の反応をみつつ、二つ目で形にする。新しもの好きな人の感覚と、マジョリティの感覚は結構ずれてる。なんでも飛びつく人と、世の中がそうなったら動く人。僕は、後者の代表でありたいと思っております。最初から張っている人は優位になるけど、二つ目の波の頭を逃さなければ一気にまくれます。普通の人の感覚で。
ちなみに、今はこれだけスマホの仕事ばっかりしつつ、最初のiPhone3G、HTCのandroidはスルーしてました。周りのモバイルを生業にしている人からすると、「なんで買わないの?」ってすごく言われたけど。
タブレットをひと通り導入してみた結果
iPadばかりは、iOSの延長として2010年に会社で購入しました。でも、正直仕事用の検証以外でほとんど使うことが無く、2年後にはスペック不足に。復活したきっかけは、佐藤秀峰さんの「ブラックジャックによろしく」が電子化され、しかも著作権フリーで出回ったことです。これで、しっかりマンガが電子化される流れを感じ、読んでみました。
慣れると、紙より快適。僕の中でのお気に入りポイントは順に下記です。ほとんどがお家利用。
- バックライトで暗いとこでも読める
- ページめくりがラク
- 収納スペースをとらない
- 欲しいと思った本がその場で手に入る!
- 旅に、沢山持ち歩ける
本の置き場所に家賃を払ってるなんてバカらしい、って世界になりそうです。
ついでに、持ち歩くiPhone5、XperiaにもKindleをインストールして読んでみました。文字ならiPhoneでも読めるけど、画面はやっぱり大きい方がいい。その点で、7インチタブレットはいいですね。Galaxy noteみたいな5インチが人気出るのもわかります。スキャンした本はカラーのタブレット、もとからKindleの本ならKindle Paperwhiteがオススメ。
というわけで、Bookscanのプレミアム会員にも入会しました。これから毎月50冊づつ電子化していって、あとは最初から本がKindleで出てくれる時代になるのを待ちます。
やっぱり端末を一つ、と考えたらKindleなのかな。通信するのがほとんど家だけだと思うので、3Gはいらなくて、7,980円のWi-Fi版で十分。いざというときはiPhone5でテザリングできるし。
今後は、映画のDVD化を待つように、本のKindle化を待つ人が増えてきて、時代が一気に動くんだな、と思います。僕、すでにKindleじゃないと買うのためらう習慣がついちゃったし。
3/10追記
■nexus7とkindleの使い分け
・自炊本はnexus7の32GB(20MB×200冊=4GBで結構な容量が必要なため)
→Bookscanでandroidタブレットチューニング →DropBoxへ同期
・オンラインで買ったものはkindle(容量は1.25GBしか使えないけど、テキストは抜群に読みやすい!)
マンガなら1冊40MBで30冊。活字本なら1冊500KBで2,400冊は入ります。(なので、マンガはもっぱらnexus7に)