「codeが書ける起業家の会」-TechWaveソーシャルアプリ部に参加してきました!
正確に言うと、僕はまだ「codeが書ける」とは言えませんが、目下勉強中。
通常の起業セミナーとは違い、こんなテーマが垣間見えた。
“Geeks VS Suits”
ギークなエンジニアと、スーツを着てビジネスする奴ら。
Facebookで言えば、マーク・ザッカーバーグと、ショーン・パーカー的なポジションだ。
うまくいくこともあるし、お互いをリスペクトできない時もある。
僕も今、それを感じていて、Geekを理解しようと、コードを書いている。
スーツ野郎はいらない、なんて風潮はあるけど、
彼らの話を聞いていると、そうじゃなくて、分かり合うこと、両方の要素を持つことが大事なんだ、とも感じた。
以下、5人のパネラーのお話まとめ。
1,ネットエイジ西川さん
最近再び元気!
スーツ代表が、10年経って今の時代に投げかけたメッセージ。
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これからはコードを書ける人の時代
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ここ5年間だったら、今年やらなくていつやるの!
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プロトタイプありき
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理想は 2-3人のチームで、エンジニア+ビジネスデベロップメント
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外注は通用しない
とにかくエンジニア中心+イケイケ。
もちろん、投資対象として付き合い易い、というのもあるのかな。
2,データセクション橋本さん
バンドやるのに、楽器弾けなくてどうするの??
たしかに、昔バンドやってたとき、
「当方ヴォーカル。他全パート募集!」なんて張り紙を見たことあったな。。
というわけで、
「楽器が弾けるロックンローラーの会 = codeが書ける起業家の会」
だそう。
メッセージは下記。
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エンジニアを見極める目を持とう。
- プロトタイプと、ビジネスモデルの原型を創るのがエンジニア
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紅白に出たい(=IPO)なら結婚しろ。出たくないなら技術的創造性を研ぎ澄ませろ。とんがるんだ。
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ブログは大事。ググったら出てくる自分をつくれ。
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弱いつながりを維持せよ。異人を100人もとう
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自分の専門を一言で言おう。
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海外情報の紹介者になれ。(スーツに教えてあげよ)
3,小飼弾さん
なぜ原発はだめなのか、という問いかけからスタート。
ざっくりした答えは失敗したら手に負えなくなるから。
失敗して死なないことが大事。
起業もそう。
死なないからチャレンジできる。
4,ゆーすけべー
昨年末、一緒にパネルディスカッションに出させてもらったけど、
一貫しているのが
「捕らわれないワークスタイル」
例えば、
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嫌いな人と仕事したい?
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仕事の都合都合で遊びを放棄したい?
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満員電車乗りたい?
そんなの嫌だよね。
これらはすべて時間と場所に起因する。
捕らわれたくなかったことが起業の理由の一つに成り得る。
その他、仕事のコツも。
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アイデアボード。思いついたら壁に貼る。
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本当に朝飯前に仕事を終わらせる。
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重要事項を優先する
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目標と現実。このすりあわせをする。
「小さな革命から大きな革命へ」
リスペクト!
5,ホットリンク内山さん
技術系天才肌が、ドラッカーの「マネジメント」を読んだら、
みたいな。
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世界と闘うことの面白さ。技術的イノベーションがないと勝てない。
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飽きないこと、やり続けることが大事。自分がやりたいことを突き詰める。
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マーケットのタイミングをみること。ファイナンスは必要に応じて学べば大丈夫。
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経営、リーダーシップ、マネジメントを知らないとだめ。
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日本を対象マーケットにすることは、スタート時点でビハインド。
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顧客のリテラシーに合わせてはいられない。
以上!
エンジニア万歳の風潮があるけど、
5人に共通しているのは技術だけじゃだめ、ってこと。
ギークからスーツになったヤツはたくさんいるけど、
スーツからギークになったヤツは少ない。
小さな革命を起こして行きます。