いま、ブレイブソフトさんの開発チームに会いに成都に着ています。
この都市の人口は1500万人以上、タクシーは15,000台。そのうち過半数の8,000台がアプリで呼べます。
タクシー側も、受け用のスマホを設置するだけ。日本でも日本交通さんやUBERがサービスを提供していますが、導入ハードルを下げることのメリットを強く感じます。
テンセントとタオバオが2強で、ユーザーのみならずドライバーにもインセンティブがある仕組みで急速に普及しているとのこと。
運転手さんも、ユーザーがタクシーを呼ぶとプッシュがくるので、電話よりも便利だと話してました。
プレイヤーが若い分、適応も早く、一気に普及していく空気があります。
金曜日まで滞在します。
「diary」カテゴリーアーカイブ
自転車通勤の僕が「TOKYO自転車シティ」を実現させたい3つの理由
僕は、ここ8年自転車通勤をしています。これを多くの人に勧めていて、実際ハロでも4名ほど自転車通勤しているのですが、やっぱりいいなあ、と思うので書いてみます。
自転車通勤で僕が感じているメリットは次の3つです。
1.満員電車に乗らなくていい
通勤に使うとなると、恐らく職場から20km圏の方が中心になると思いますが、実際にやってみると世界が変わります。毎日、決まった時間の満員電車に乗る朝と、好きな道を駆け抜けるスタイル、1週間の始まりが楽しいものになるのではないでしょうか。
こちらは、日本に来た留学生の視点から見た東京の満員電車。
2.東京のちょっと行きづらいスポットにすぐ行ける
普段、電車やバスでの移動がメインの方が多いと思います。すると、駅ベースで地理を把握することになるので、なかなか東京の全体図が見えてこないものです。自転車なら、目的地までの道は何通りもあり、好きな通り、紅葉の並木道や桜が咲く道などを通ったりできます。ちょっと駅から離れた名店に行くことも、簡単にできるので、グルメな方にもオススメです。
3.自転車で健康になる!
「自転車があれば街全体がジムになる」 by 玉袋筋太郎というセリフがありますが、東京の景色や人の流れを見ながら自転車をこぐことは、非常に楽しいです。僕はたまにやるフットサルやゴルフ以外、ほとんど運動はしないのですが、毎日自転車に乗ることでこの8年間、体型をキープしています。30代になると、一気に来ますから・・・
自転車レーン、駐輪スペース、シェアサイクルの3つを整備することで、東京が素敵な都市になるはずです。
署名に賛同していただける方はこちらからお願いいたします。(東京都民じゃなくても関心のある方はぜひ)
「新都知事とつくろう、TOKYO自転車シティ」特設ウェブサイト
サービスが人を成長させてくれた〜2013年振り返り〜
今年は年初に、こんな記事を書きました。
僕の人生の楽しみ方は、目標をマストで達成するより、プロセスを楽しめるかどうかの比重のほうが大きいです。だって、明日死ぬかもしれないのだから、今の優先度のほうが高くてあたりまえ。目の前のことを一生懸命やっていれば、自ずと結果はついてくるはず。
この12ヶ月読み返してなかったのですが、なんとなく書いたことがその通りになってくれたり、そのきっかけをつかめたような一年でした。周りのみんなに感謝ですね。
今年のニュースを。
お仕事面から・・・
1.ボケてアプリが約300万DL、2億PVに成長
ボケては2008年にオモロキのかまだんご、ゆーすけべーが二人で立ち上げたサービス。株式会社ハロは、2012年にアプリ化するタイミングで関わり始めました。それから1年と少し、ボケての成長とともに、Yahoo!やSONYとの大型提携や、講談社/Dモーニングさんなどのコンテンツホルダーとのコラボ、各種セミナーに登壇する機会をいただきました。
ざっくりと書いた事業プランの上で、来た玉を見極めながら打ち返していくので精一杯でしたが、「サービスが人を成長させてくれる」ということを実感しました。
2.株式会社オモロキにジョイン
4月に、ボケてを運営しているオモロキの取締役CSO(最高戦略責任者)に就任しました。ハロとの兼務となります。主に、事業提携やマネタイズ、そしてマーケティングを含むサービスのスケールをミッションとしてまする。
僕の好きな言葉、Steve Jobsの”Connecting the Dots”を思い出すのですが、20歳の頃、日テレの内定者として出会ったCEOかまだんご、そしてフットサルやパネルディスカッションで交流のあったCTOゆーすけべーとチームで働いていることが不思議な気持ち。
二人とはいつか一緒に仕事したいな、と思っていたことが、このタイミングで僕らを引き寄せたのかな、と思います。
心から、このサービスと続けてきた二人に感謝!また、12月に人生で一度以上獲りたいと考えていた、メディア芸術祭のエンターテインメント部門、審査委員会推薦作品をいただいたのが大きなご褒美となりました。
3.プレイ株式会社を設立
多様なはたらき方を世間に広めて行きたい、と言っているのに自分が普通に働いてちゃいかん、と思ったので、新たな活動を始めました。主にメディアのグロースハック、講演・執筆活動を中心としています。2014年からは、ハロがバンド、オモロキがプロデュースユニット、プレイがソロ活動、みたいなバランスで活動していこうと考えています。
その他にも、HALO ASIA立ち上げ(ベトナムでの開発会社。後に撤退)、韓国Buzzvilとの提携して「ロックジョイ」のローカライズ、など海外とのプロジェクトも実施しました。また、今年はミリオンヒットを複数出す、ということを一つの目標にしていましたが、2012年のアドラッテ、2013年にボケて&カオコレと、これまで3本のアプリで達成することができました。来年はコンテンツ系でもう一桁行きたいですね。
ざっくり時系列で振り返り
毎日見るevernoteに、1年分くらい先までのざっくり予定を書いているのですが、ちょっと変更したりしながら過ごしてきました。
1月 ハロとしては既存の事業を譲渡した後、新たなプロダクトのリリース準備をしていました。
2月 株式会社プレイを登記。ボケてアプリのチームで熱海へ釣りに行き、船酔いしながらカワハギ釣り。ハロでは顔文字アプリの「カオコレ」をリリース。
3月 30歳になりました。子会社立ち上げのため、ベトナムへ出張。ロックジョイのローカライズのため、韓国へ飛ぶ。ボケてが書籍化されました。
4月 株式会社オモロキに正式にジョインしました。フジテレビドラマ「リッチマン、プアウーマン」のデザイン協力&ちょっとだけ出演しました。ボケてver2.0をリリース、大きな進化を遂げました。陸前高田で英語音読会のボランティアに参加。江戸川大で21世紀のはたらき方について講義しました。
5月 ボケての海外展開準備のため、台湾に視察に行きました。娘が産まれました。
6月 ロックジョイを正式リリースしました。
7月 ボケてがYahoo!と提携しました。ナベロックフェスティバルでBBQを楽しみました。
8月 講談社Dモーニングとボケてでコラボしました。Yahoo!HackDayにて講演させていただきました。
9月 ハロとしてAdtech TOKYOに出展、YAPC ASIAにオモロキがスポンサードしました。
10月 ロックジョイの件で韓国出張。世田谷区にお引っ越し。
11月 MarkeZineのCMOアカデミーで講義しました。再び陸前高田で英語音読会のボランティアに参加。
12月 ボケてがメディア芸術祭受賞。ハロの顔文字アプリ「顔文字まりこ」がアジア7カ国でランキング1位を獲得。社員旅行でサイパンへ。
総括
1年があっという間でしたが、振り返るとこれ、今年だったのか〜、とはるか昔のように感じられる一年でした。つまり、時は早く流れるけど、振り返ってみると濃密だった、ということです!
ほとんどの出来事が、関わってきたサービスに紐付いているんですね。サービスが、ユーザーや、創っているチームのメンバーや、パートナーたちを巻き込んで、僕らを成長させてくれているんだなあ、と。
この1年間、ありがとうございました!2014年も、手がけたサービスに助けられながら、生きていこうと思います。
では!
ロリポップとWordPressで”Hacked by Krad Xin”された方へ取り急ぎの復旧方法
まさか自分も、と思いましたが、当ブログもハッキングされておりました。
ロリポップでWordpressを使っている方、”Hacked by Krad Xin”された方へ取り急ぎの復旧方法。
■順番
1.管理画面にログイン
→文字化けするので、まずブラウザで、エンコードをUTF-8に変更すると見れるようになる。
2.設定→表示設定のエンコードがUTF-7に変更されているので、UTF-8にする
3.サイドバーが全部やられているので、
4.タイトル、ディスクリプションも”Hacked by Krad Xin”になってるので、修正。
5.サイドバーを復旧
そして、各所をチェック。
※参考
【緊急警報!!】ロリポップとGMOのinterQのWordPressが軒並み乗っ取られてます by @isseki3
フォーラムのみなさんありがとうございます。また、GMOの方々お疲れ様です。
随時更新するかもです。
クックパッドの海外展開のポイントを考える
僕は今、運営に関わっているいくつかのサービスのグローバル展開を計画しています。boketeも、カオコレも、はたまたジョニーマウスなども。また、LockJoyは元々韓国のサービスを日本にローカライズしているのですが、他の国でもサービス展開が可能だと考えています。
日本のCGMの海外展開の事例では、Tokyo Otaku Modeみたいにいきなり海外というのは分かりやすいですが、日本→海外でしっかり当てられているWEBサービスは、非言語コミュニケーションのPixivや、CocoPPaくらいかなと。(※もちろんほかにも沢山あると思うんですが、僕はここらへんに注目しています)
というわけで、今回のCookpadの海外進出はすごく参考になるはず!
→オフィシャルのリリース
実際のサイトはこんな感じで、Coolです。
→https://en.cookpad.com/
下記、リリースより引用
〜クックパッド(http://cookpad.com)の人気レシピを海外向けに英語に翻訳し、世界中から閲覧・検索できるようにします。
日本食は海外でも人気で、海外の日本食レストラン数は2013年3月時点で約5万5,000店舗、2006 年の2万4,000店舗から7年間で2.3倍に増加したとされます(農林水産省の推計より)。“Miso Soup” “Teriyaki” “Tofu” “Bento”など、多くの日本食のメニュー名が、そのまま世界で通用するようになってきています。また家庭料理としての日本食も、おいしいだけでなく見た目も美しく、健康的で栄養バランスが良い、と支持を集めています。そこで、日本食の家庭料理のレシピ数では世界一を誇るクックパッドのレシピのなかから、海外の家庭でも手軽に作りやすい人気レシピを英語に翻訳していきます。
クックパッド英語版『COOKPAD』は、クックパッドと同様にキーワードでレシピを検索できる他、“Vegetables(野菜)” “Meat(肉)”などのカテゴリ別にレシピを紹介します。オープン当初は約1,500品の掲載レシピ数からスタートし、早期に数万品まで増やしていく予定です。クックパッド英語版『COOKPAD』は、PC、タブレット、スマートフォンの各ウェブブラウザからご利用いただけます。
■僕が見た大事そうなポイント
- 「日本食のレシピ」を英語で紹介するサービスで、「日本のコンテンツを翻訳」からスタート
- すでにコンテンツが膨大にあるため、「どう見せるか」がサービスのベースとなっている。
- キーワード中心の日本とは異なり、「カテゴリ」で日本食に詳しく無い人も使いやすい
- 翻訳には、by◯◯さんと付いている →クラウドソーシングかな?ちょっと調べます。
- Nativeではなく、まずはPC、タブレット、スマホの各デバイスに対応したブラウザからの展開。
というわけで、すでにあるコンテンツを「翻訳」するところからスタートして、ここからどう現地のCGMにしていくのか、もしくはしないのか、などとても注目しています。
僕もクックパッドは毎週料理するたびに使うサービスなので、なおさら期待!頑張れCOOKPAD^^