月別アーカイブ: 2013年9月

僕がセミナーに出る3つの理由 〜GooglePlayで見つけた10の事実をシェアするの巻〜

こんにちは。イセオサムです。先週木曜日は、メタップスさん主催のセミナーでお話させていただきました。

ソシャゲ以外のTOPデベロッパーが語るGooglePlay成功の秘訣/マネタイズ~集客まで全公開

セミナーに出て、情報をお話することや、そもそも聴講者として参加することについては賛否両論あるようですが、僕は大事にしています。参加の方法によってはとても密度の濃い、有意義な時間になるからです。(意味ないと言っている方は、参加したセミナー自体がイケてないか、ただ参加しただけで帰ってきてしまったか、のどちらかの可能性が高いのでは)

僕は今回、登壇してよかったなと思う点が3つほどあります。

  1. 同じく登壇されたエイチーム柴田さん、リイカ栗田さんのプレゼンが面白く、お互いリスペクトできた(?)こと
  2. 新たに30名ほどの方とお話ができ、そのうち何名かと協業のきっかけをつかめたこと
  3. 打ち上げで久しぶりにメタップスCEO佐藤さん、COO久野さん、山田さんや、参加者たちと濃いお話ができたこと

また、僕がお話する理由はこんな感じです。

  • 情報は出した分だけ入ってくる。
  • 必殺技なんてどうせ3ヶ月もすれば古くなるわけで、隠し持つより出しちゃったほうが気持ちいい。
  • それによって、デベロッパー同士がお互いを磨いて世界と戦えれば素敵。

アプリを開発する中で、エンジニアコミュニティの活発さや、Pay forwardの姿勢がすごく素敵に見えて、なんとかマーケティング業界でも同様の考え方が広がるといいなと思っています。もちろん、競争があったり、お金に結びつきやすい分野なので難しい部分はあると思うのですが、人類の進化が早まるように、と。また、僕がお話するノウハウは、イケてるサービスがより広まるための、チューニングみたいなものです。そもそもサービスがイケてなければ効力を発揮できない手法なので、即効性は高くありません。ただ、良いものが広まる、というのは世の中にとってよいことだと思うので、シェアしている訳です。

今回のプレゼン資料は下記。SlideShareにアップしたところ、3日で7,000PV、そして僕にもGunosyでこの記事が届いて驚きましたw

また、共演したエイチーム柴田さんの資料。さすが上場企業でアプリ事業をやってる、というクオリティ。僕にはできないヒットを継続して飛ばすシリーズ化戦略が参考になります。

そしてリイカ栗田さんの資料。この方、天才です。僕にはつくれないアプリつくる。。。

アプリのプロデュースや運営方法は三者三様ですが、実際にライブで、その人自身の人柄に触れることで、なぜこの人はこんなことができるんだろうか、などが見えてくることもあります。

これから、セミナーに参加する方は下記を参考にするとより有意義になるかと思います。

<登壇者として>

  1. 準備を、話を自分の中でしっかりまとめる時間として活用する(通常業務ではなかなか取れない、自分の思考プロセスや成功&失敗体験の整理のタイミングなど)
  2. 情報はどうせ古くなるし、人類の進化を促す心意気で発信する(LIVEだと思ってやってます)
  3. 協業できる相手をこちらでも探しつつ、プル型で友達になってくれる方にアプローチ(あんまり自分から話しかけられないタイプなので・・・)

<聴講者として>

  1. 講義の内容を、学びとアクションに分けてメモを取り、チームにフィードバックする。(余裕があれば、リアルタイムに記事にし、トラフィックを集める。例えば昔のSVSの孫泰蔵さんのお話や、磯崎さんのお話をまとめて記事にしたところ、ご本人たちとのつながりを持てることもありました)
  2. 登壇者、参加者を事前に把握し、「まとめて」会える時間にする(一人ひとり個別で打ち合わせするのは大変。かつ、お話するときは目的をもって)
  3. プレゼンが上手な方からワザを盗む(これはよいプレゼン、悪いプレゼン両方から学べる)

僕がまとめた記事:

孫泰蔵「世界を狙う起業家に必要な心構えとは?」10のまとめ

「起業のファイナンス」@isologue さんセミナーまとめ

などなど。

目的なく、無料だからといって参加するのは時間のムダ。でも、しっかり準備し、何を学ぶか、得るかなどの目的を決めて参加すれば、為になる場は多く用意されています。

今年前半はほとんどセミナーに顔を出さなかったのですが、その時は篭ってプロダクトを創っていたからです。創るときは創る、表に出るときは出る。こんなメリハリがあると、次のチャンスを掴めるんじゃないかと思います。

もし、イセオサムを呼んでみたい、という方がいましたら、facebooktwitter、もしくはosamuise@gmail.comまでご連絡くださいませ。よいお話が出来そうであれば、参加させていただきたいと思います^^