アナログ放送が終了しました。
※7/25 0:00追記:完全に停波となりました。(岩手、宮城、福島では来年3月まで継続予定)
その瞬間は、日テレを見させて頂きました。
これ、カラーになった時のやつかな?それともテレビが開始されたときの映像かな?
感動です。
(Youtubeに上げますが、もう時効ですよね)
東京タワーの役割も、あと1年でレギュラーから、ベンチへと変わります。
「テレビを見ないって選択肢も」東京タワーのノッポン兄、地デジ化に辛口ツイート
各局のアナログ停波画面も、記念に撮りました。
では、12チャンから!(関東エリア)
12ch,テレビ東京
さっぱり事務的です。
10ch,テレビ朝日
視聴者窓口の「はい!テレビ朝日です」がお茶目です。
8ch,フジテレビ
フジテレビとは思えないほど真面目です。
6ch,TBS
はい、感謝の言葉を述べていただきました。
ありがとうございます。
4ch,日本テレビ
フォント大きめです。
高齢者にもやさしい、さすが日テレです。
1&3ch,NHK
んん!!
スタイリッシュだ。。NHKとは思えないほどのポップさ。
各局足並みを揃えるんじゃないのか。
それにしても、「デジタル放送”で”お楽しみください」って、
デジタルが見られないからこの画面が出ているんじゃないか?
ちょっと投げやりじゃないか?
こんな感じ。
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アナログテレビは、僕の人生に本当に大きな影響を与えてくれました。
好きだったドラマも、やはりほとんどがアナログ時代のもの。
中高時代の思い出、ロングバケーション、ビーチボーイズは、いまでも定期的に見ますw
そして、メディアの歴史の中にアナログテレビが無かったら、
僕はテレビの仕事もしてこなかったと思うし、今もやっているUSTREAMの仕事もしてないと思う。
テレビがデジタル放送を開始したときに、「双方向」のコミュニケーションが可能になりました。
さぞかし、テレビがもっとすごくなる、面白くなると期待されていたと思います。
でも、蓋を開けてみると、だれも「d(データ)」ボタンを押さない、そもそもデータ放送用のコンテンツを作るのが大変、という環境もあり、負担だけが膨らんだ印象です。
(もちろん、画質と音質は革命的なほど向上しました)
「双方向化」はテレビを面白くできるポイントでもある一方、「一方通行」の圧倒的なメッセージ力の終わりでもあったと考えています。
きっと、僕はアナログ放送にテレビの夢を見て、
デジタル放送にテレビが立ち向かうべき現実を見たんだと思います。
そして、時を同じくしてテレビ局内でのワークスタイルも変化を求められていると聞きます。
これまでの、夢100%、ガッツの時代から、経費削減、労働時間最適化の流れへ。
だから、作り方も、変わることを前提にコンテンツを考えていくことが求められる。
ある意味、辛いと思います。
これまでのテレビの面白さは、労働基準法なんて関係ないほどのめり込める、クリエイターたちのガッツによるコンテンツの作り込みだと思うからです。
ベンチャーは徹夜してもいいくらいの気概でやるのに、世間の流れによってコンテンツづくりを制限するのは悲しい。
僕らにとっては仕事でもあり、創作活動なのだから。
ただ、テレビはまだ60歳前のメディア。
100年続く企業なんて考え方もありますが、まだまだ若いはずです。
先人たちがテレビの時代を作り、僕らはその遺産で食ってきた部分がある。
WEB事業に力を入れる流れもあるけど、コンテンツ野郎の集まりとして、一緒の夢を見られる場所であって欲しいな。