節電スマートフォンアプリ大賞の審査員を務めさせていただきました

 

先日、経済産業省・資源エネルギー庁がApp DIME上で主催する『2011節電スマートフォンアプリ大賞』の審査委員を務めさせていただきました。

アーキタイプの中嶋さん、アジャイルメディア・ネットワークのカイさん、android女子部の方々と議論し、僕自身も刺激をいただきました。

 

■「2011節電スマートフォンアプリ大賞」とは?
現在、日本国内で急速に普及しているスマートフォン。そのアプリの中にも節電に関わるコンテンツが日々増えています。それらのアプリを制作する開発者を応援するとともに、広く一般のスマートフォンユーザーに節電アプリを啓発することで、節電意識を高めることを目的とした賞です。

ノミネートされた10作品を節電への意識付け・動機付け、ユーザビリティ(使いやすさ)、デザイン性、機能性、独創性の5項目において5段階で評価。単に情報公開だけでなく、節電意識を高めるもの、節電アクションがおこせるアプリに注目が集まった。

 

10個のアプリを審査したのですが、項目ごとに真剣に見ていくと、こちらも学ぶことが多くありました。

 

・まずDLしたくなるか、そして開いた瞬間にTAPしたくなるか

→アイコンから説明文、そしてボタンのサイズや配置、配色がユーザーにとってわかりやすく、親切か

・アプリの目的を達成するために、人を動かすことができるサービスデザインがなされているか

→ユーザーをモチベートするアプリ上の仕組みがあるか

・節電の意識を広めるコミュニケーションデザインがなされているか

→自分で使うだけでなく、そのアクション誰かに伝えたくなる設計がされているか。(Twitter、Facebookとの連携も含めて)

などなど。

 

スマートフォンのアプリだけで節電ができるわけではないけれど、それぞれの業界からアイデアを出し、アクションしていくきっかけになることが大事だと考えさせられました。

また、今回は企業から、個人デベロッパーまで横一線にならんでのコンテストということで、サッカーだと天皇杯みたいな(わかりづらいかw)印象でエキサイティングでした。

 

※写真はApp DIMEより(左からイセオサム、中嶋さん、カイさん)

 

受賞作はコチラ→『2011節電スマートフォンアプリ大賞』

節電.go.jp http://setsuden.go.jp/
小学館App DIME http://www.appdime.jp/
ネットアクション2011 http://netaction.openlabs.go.jp

※2011節電スマートフォンアプリ大賞は、内閣官房、総務省、文部科学省、経済産業省が共同で呼び掛けている、震災からの復興に向けた運動をネットから起こして行く「ネットアクション」のスタートとして実施されました。

 

 

来月発売の小学館『DIME』にも掲載されるようです。その頃には季節もちょっと秋になっているはずですが、季節ごとの節電法を考えていきたいと思います。