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大企業、ベンチャー以外の21世紀の働き方について(2/2)

 

先日、大企業、ベンチャー以外の21世紀の働き方についてという記事を書きました。

では、具体的にどんな方法があり得るでしょうか?

実現可能かは実験段階ですが、「社会の問題を解決する」のがベンチャーの役割だとしたら、こんなやり方もあるのでは、という案です。

 

 

 

 

 

 

フリーで活動することのメリットは前半に書いた通りですが、デメリットもしっかり認識した上でそれを解決する方法を考えたいと思います。

■フリーエージェントの欠点

一言で言うと、収入が不安定なことにより、短期的な仕事を受ける必要が出てきてしまい、創造性をなくしてしまうことだと想います。(前述の彼の場合は問題ないと思いますが)

仕事が安定しない

収入が安定しない

目先の仕事をこなす上に、事務作業もやる必要がある

本来やりたかった仕事ができない

結果がでない

(繰り返し)

※参考

フリーランスは良いことずくめじゃない–10個の誤解を打ち砕く(CNET)

日本版ITフリーランサーのデメリット

「フリーは、マッチョじゃなきゃできない」的な。

 

僕の考えるフリーであることのよさ

・個人は自由と自分らしさを保ちながら、仕事に責任を持つ。

・「組織への忠誠」に基礎を置く縦ではなく、「信頼」をベースに横へと張り巡らされた個人的ネットワークで仕事をする

・成功は、各人で定義する。だから、画一的な成功モデルは意味が無い。

参考:『フリーエージェント社会の到来』

 

しかし、物足りない点として、

「所属するチームがあり、チームで勝つ喜びがあること」

があります。

たとえばサッカーチーム。バルセロナのような世界のエースが集まる名門や、代表チームに所属することが自分の誇りとなるように。

 

フリーの創造性を活かすためのウイークタイズ(緩めのつながり)

そこで、こんな仕組みがあったらどうかと考えています。

この前ヤン渡邊と話していて出たイメージは、学生の時に所属していた創像工房 in front ofという映画・演劇プロデュース団体。

常時100名ほどが所属し、プロジェクトごとに脚本・演出・役者・音響・照明・舞台・制作などスタッフを集め、公演を行う。通常の劇団であれば年間4,5本が限界だが、プロジェクト単位で動くため、年間10−20本の企画が走る。幹事会と言われる組織により各企画は承認され実施されるため、一定のクオリティの担保、そして顧客データベースの共有などが行われ、シナジーを出している。

そして、組織のブランドが育つことにより、個人が活動しやすくなる。

所属して活動したことがあるOB/OGとしては、俳優の小出恵介、TBSの青木裕子アナ、大江健三郎賞を受賞した岡田利規、演出家の松居大悟(松田翔太・佐々木希主演の『アフロ田中』を監督)など。

 

これを実現するために、以下、マズローの欲求5段階説の「生理的欲求」「安全と安定」「所属」までを満たすシステムが作れればと思います。

あとの「承認」はその中で自分の存在感を示し、「自己実現」できる仲間を見つけられるチームであれば、と。

最終的には、この三角形の上部を広げ、四角形に近づく動きができないか、と考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

<system>

雇用契約は、フルタイム制と、フリーエージェント制を併用

  • フルタイム:月額固定給+ボーナス
  • フリーエージェント:ベーシックインカム+成果報酬

 

フリーエージェントには収入の安定性を確保

  • 所属するとベーシックインカムがもらえる(月10万円ほど?)+成果報酬
  • 組織のブランドとPRにより、仕事が集まる仕組み
  • ワークシェアがうまく機能し、年1回1ヶ月のバカンスが取得できる。

 

事務処理の軽減

  • 会社のアカウントを使用し、10-20%ほどの手数料を落とす
  • 経理面の処理、保険、年金など福利厚生を含めたバックオフィス業務を一括で引き受ける(重要ポイント)

 

<business>

仕事は受託と自社サービスを半々

  • 受託:しっかり結果をだしてリピート顧客を創る
  • 自社サービス:Labとして自社プロダクトを開発。営業はパートナーにお願いする。

 

<finance>

プライベートカンパニーでありつつ、リスク分散

外部資本は入れない

株式を公開せずに流動性をもたせる仕組み(メンバー含め)

スケールする事業があれば、人材とともに切り出して別会社化(こちらはStartup的で外部資本も検討)

 

ちょっと夢のような話ですが、まずは、ベースを創るところまでは可能だと考えています。

課題は、拡大させていく中でこの体制を維持できるかどうか。挑戦です。

一緒に考えてくれる方、募集!

サイバーエージェント #TOPS2011 まとめ

 

本日、サイバーエージェントベンチャーズ主催のTOPSというイベントに参加してきました。

いつも、公開する予定のない自分用のメモなのですが、わりと喜んでいただけるようなので公開します。

※感想、もしくは認識違いのある点など、Facebookコメント欄にいただけると嬉しいです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 写真はトレンダーズ経沢さんのブログより拝借♪

 

企業文化の作り方  byサイバーエージェント曽山さん

これまで10年で、

人数100倍(20人→2000人)

売上250倍(4億円→1000億円)

男女半々

M&Aは少なく、内部育成を重視

 

■退職率は30%→10%以下に

1998年 売上1900万円

2003年 退職率33% 人事制度強化

2005年 退職率20%以下に 人事本部設置

2009年 売上970億円

 

働きがいのある会社(社員評価)を達成するために気をつけていること

「論理と感情は別」で、その二つの二律背反をカバーしながらマネジメントラインを考える

・何か特別なことがあれば、皆で祝っている

・褒める量を増やす。

・飲み会代を出す。

・悪意のないミスに対して寛容

以前は、新規事業を立ち上げ、撤退すると、そのメンバーは退職することが多かった。

失敗しても、恥をかかないセーフティネットを引いている(CAJJ制度により、撤退基準=ルールを作っている)

 

重要なポイント3つ

1,軸の明文化

50−100人になると、価値観がバラバラになる。ビジョンや価値観の浸透がないといけない。

 

・ビジョンの提示

21世紀を代表する会社をつくるに統一。(これまでは、10兆円企業などたくさんあった)

それを見て、メンバーがワクワクするか。また、価値観に合わない人は採用しない。

 

・行動規範の提示

2003年、maximsを紙で配った。

大量入社で薄まったものを、明文化で統一

 

・ミッションステートメントの提示

社員には出来る限り自由に働いてほしい。でも、ビジネスにはルールが必要。というわけで、トイレに掲示。

(昔は個人商店と言われていた)

インターネットから軸足はぶらさない、ライブドア事件を忘れるな、など。

 

・人事へのリクエスト

みんな、思い思いのことをいう。→人事の役割とはなんなのか、という軸を決定。

それは、経営と現場を結ぶコミュニケーション・エンジン。採用や、社員関係の事務作業をやるだけの部署ではない。

経営陣の考えを「わかりやすく」現場に伝え、現場の声から「本質を見ぬいて」経営に提言する。

経営陣の考えを、翻訳することが大事。逆に現場の声も、10個あったらその中から本質を見つけて使えるように提言する。

 

人事制度は「現場は、白けないか?」「流行らないと意味が無い」が大事。

曽山さん「管理職の伸び悩みに対して、厳しくして、下1割をカットするアイデア」

藤田さん「良い提案だけど、現場が白けるでしょ?」

→まずは役員から。でCA8が発足。

 

<制度をつくるポイント>

・挑戦と、安心を創る

ジギョつくは、結局人事がひとりひとりに声をかけたときに一番増えた。

・ハードルは低く、競争は激しく。

出しやすいようにして、数を増やして、その分競争を激しくする。

・あした会議

1ヶ月前からドラフト可能。よい人材を現場から引っ張れるのもポイント。

 

2,横のつながりをつくる

社員同士のつながりが大事。

社内報で、顔と名前を一致させる。部活で、1500円/月支給。など。

 

3,個人へ光を当てる

自分が認められる機会が少ないとダメ。

納会は1500−2000万円ほどかけて実施。

「褒める」は難しい。

表彰で、人望がある人材を褒めることで、「自分もああなりたい」と思ってもらう。

逆に、人望のない人を褒めると、モチベーションダウンになってしまう。

 

※役員合宿を3カ月に1回やって、チューニング。

 

※曽山さんが資料を公開されていたので、転載します。

 

頭ひとつ抜けだす方法 

エニグモ須田さん、カヤック柳澤さん、芸者東京田中さん、モデレータ勝屋さん。

 

Q:すごい伸びたときに起こったこと

カヤック柳澤さん

新しい事業を始めると、人が増えたり。

売上10億円のときに、1億円以上事務所に投資すると、成長したり。

潰れそうなときは下記5通り

・仕事が無い=自分の努力がたりない。気持ちの問題で何とかなる。

・資金繰りが悪い=自分の見通しが良くない。

・メンバーがやめてヤバイ あんまりない

・カケが外れる=たまたまうまくいっている

・ブランドが傷つく=個人情報の漏洩とか、起こるとNG。コンチでやめた社員もいる。

 

須田さん

すごい伸びた時期というのはない。

過去10億円集めているから、多くのチャレンジをしてきた。集められるときに集めておけ。

 

田中さん

ベンチャーはトーナメント的。少年ジャンプ的。日々奇跡が起こっているから残っている。

電脳フィギュア、1万円×5000個=5000万円儲かった。

次はソーシャルゲーム。と。

成長し続けるのがベンチャー。

 

Q:実務と経営の配分

柳澤さん

広告周りの実務は引退しているところもある。会社をコンテンツとして作っている

 

須田さん

ほぼ経営にフォーカス。たまにやんちゃする。

 

田中さん

社長がサービスを作らなくなったら終わり。ゲームに関しては、自分がトップである。

欲しい人がいたら、三顧の礼で口説く。僕らがやると何卒をやっても面白い、的な。

テレパシーで通じ合うくらいのチームをつくらないと。

 

 

■上場

柳澤さん

デメリットはない。チャレンジしてみよう。すべて、こういうところが難しかった、というのは公開していくw

組織戦略の上に事業戦略を立てたら伸びた。2005年に株式会社化。クックパッドの佐野さん、ゾゾタウン前澤さんを見てイメージが湧いた。比較されない企業を創る。

 

国光さん:Zyngaを叩き潰すために、常用での資金調達が必要。

 

田中さん

命の次に大事なのが株。

叶姉妹が付き合うなら、無償の愛、Good looking、めちゃめちゃお金を持っている、のうち2つがあることが条件。

 

柳澤さん

外部資本をいれたのは2011年4月が初。それまでは、創業者でほぼ3等分。自分が頑張ったから、比率を多くしておけばよかったなな、とか。

上場した後、社長の持分が少ない会社ほど給料が多かったりするところに、微妙な心理が現れる。

 

須田さん

創業時に友達から6000万円集めて、借金して買い戻している。創業時入れてくれた方が、アダルト系の会社の社長になっていたりしてw

シェア持っている人は羨ましい。

 

■捨てたものの中で一番大きい物

柳澤さん:旅する支社。高知でサーフィン合宿して、非常にうまくなった。四国の海がいい。

須田さん:サービスを捨てている。ちょっと儲かっているやつも。売却の工数ももったいないので、サービス停止に。

 

会社全体の業績を急増させる新規事業の作り方

サイバーエージェント日高さん、石井さん、リクルート出木場さん、孫泰蔵さん、モデレータ芸者東京田中さん

Q:Smartphoneになっても、凪というか、あまり変化はないのでは?

日高さん

これまで=総張り戦略。

これから=人の土俵では相撲をとらない(アプリはダメか?)

 

孫泰蔵さん

ブロードバンドの頃もそう。一気にはこないから、大きなトレンドの中で、じっくり大ぶりすること。

 

Q:1年目のやつとか、どう抜擢するのか?

日高さん

ヤル気があればすぐ任せる。小さくスタートさせる。日高さんも23歳のときにやってたから。

 

リクルート出木場さん

じゃらんも、単黒に6年、累黒で7年かかっている。

失敗すると消されそうになる。今は、WEB部門に関してはR&D(MTLかな?)がある。

リクルートも52年間経っているが、平均年齢は29歳のまま。定年までいた人はこれまで1人だけ。

 

孫泰蔵さん

綺麗なビジネスプランでも、魂が入っていないとうまくいかない。そんなチームが作れるかどうか。

 

Q:企業の永続性について

田中さん

企業が老いること。Googleも自転車は錆びているし、FacebookはCool。

 

孫泰蔵さん

大企業は作らない。やりたいなら、会社から出てって、会社の冠を借りないでやれ。

 

日高さん・石井さん

子会社は切り出して競争原理を働かせ、場合により本社に統合する可能性もある。

人材育成が3割、7割が収益性のため。★

社内で競争することで、「CA本体に負けるな」とわかりやすい目標設定ができる。(競争と協調)

 

■孫泰蔵さんからメッセージ

サービスはまず英語版でつくる→その後、日本語にローカライズする。

その過程で、サービスの設計自体がグローバル仕様になる。

自分自身の人生を、スタートアップが海外に羽ばたくのを応援することに捧げる。

 

以上。

 

定番になってきましたが、@kyoneshigeさんがトゥギャってくれてるのでコチラもぜひ!

※認識違いなどあれば@ossamまでお願いいたします!

 

以下、僕自身の考えとスタンスです。

<感想:サイバーエージェントについて

社員総会でMVP受賞者がレッドカーペットを歩く。リクルートモデルの21世紀版、完成形がサイバーエージェントなんだろうな。

CAの人は、やはり染まってくるんだな。もしくは、最初から価値観が見事にマッチしているんだな。そして、社員を進んで会社から外に出すことはしないんだな。

CAの文化は横のつながりが強い。例えば新卒で役員に抜擢されるエリートがいても、横のつながりで何とかなってるのかな。

金太郎飴のようなところがちょっと違和感あるが、組織の作り方が上手いな。

 

<イセオサム自身が考えていること>

20世紀にはなかった形態の会社、もしくはつながりをつくること。

サイバーエージェントをなぞってもしょうがない。(いいところは学びつつ)

ベンチャーっていうのが生き方、スタイルであって、会社じゃなくてもいい気もした。


<僕がこういった会に出るときのスタンス>

パネラーとは列に並んでまでは名刺交換しない。かわりにコンテンツを出す。(もちろん、お話があるときはご挨拶します)

テレビ局のときもそうだったけど、タレントのアテンドという仕事にまったくワクワクしないのだ。小西真奈美さんをアテンドした時、それを思ったw

VCが起業家を探しに来ているくらいの状況であることを認識する。(対象は、ほんとに数百人しかいないのでは?)

 

<今回の会を受けてのアクション>

HPのビジョンを検討。

ワンピースとカイジを読む。

 

 

そんな僕に興味のある奇特な方は、一緒にお茶でも飲みましょう。

Twitter:@ossam

Facebook:Osamu Ise

Mail:osamuiseあっとgmail.com

「起業のファイナンス」@isologue さんセミナーまとめ #ceocfo

 

僕らの経営する株式会社ハロの今後の計画を考えるため、

磯崎さん(@isologue)の「起業のファイナンス」セミナーに行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

参考までに、現状、ハロは資本金850万円、経営陣で株式を100%保持しています。

キャッシュフローの安定化のために、一部借入れは行っており、毎月返済している状況、変則で4期目となる今期は黒字の見通しがついています。事業内容はソーシャルアドのプラットフォーム運営、ソーシャルメディアマーケティング支援。

現在、資金を調達してドライブをかけるべきか、このままいって独自のスタンスを取るか、方向性を模索中です。

 

■本セミナーの問題意識とサマリー

・日本の起業資金環境は決して悪くはない

livedoor事件後に悪化、という話もあるが、決してそうではない。

ビジネスプランによる。

 

・「最初の間違い」ほど後で修正が困難

特にファイナンス面。

上場前になると、教えてくれる監査法人とかはある。でも、肝心の起業当時にアドバイスをくれる人は少ない。

 

・「アメリカのやり方」そのままでいいか?

事例の参照はよいが、鵜呑みにしてはいけない。日本の、そして自分のおかれた環境を考えたファイナンスが必要。

 

■投資の現状

<日本>

2006/4−2007/3 2790億円・2774件

2009/4−2010/3 875億円・991件

1000億円/年を割る状況

<US>

は2008のリーマンショック以降、復活。

2兆円/年はある。

 

■日本におけるファイナンスのポイント

・重要なのはファイナンスされている全体量ではない。

・自分の事業には、いくら資金調達が必要かが問題

100万円?〜1000億円?

→1000万円〜1億円なら、全体の供給量なんて関係ない。自分の事業がイケているかどうか。

 

■ベンチャーファイナンスの歴史

90年代後半に証券ビッグバン(USは1975年)

→新規上場のハードル低下(それまでは、アーリーステージの投資は事実上存在しなかった)

ベンチャー企業の不祥事もあった。

まだ、自由化後の経験は10年しかない。

 

■生態系が重要

日本の生態系は確実に厚みを増している。

・上場、バイアウト経験者。

・ベンチャー企業勤務経験者

・支援する投資家、専門家

・志望者

これらが連鎖反応あり、2degreesくらいの知り合いでつながっている。

300万件の成功例は不要。10件でいい。

 

■負債(デット)と資本(エクイティ)

リスクのあることは、エクイティで調達

銀行借入ではリスクは負えない(逆に、リスクが少ない事業ならデットでもよい)

USではstartupは基本的にエクイティ(ただしConvertible noteなどは利用される)

10年前までは、銀行借入が常識。それ以降は、株式で返さなくて良いお金で調達する手段が現れた。

 

■投資家は儲かりそうな」案件に資金を出す

・「投資家が」儲かりそうな案件

基本的には、会社が大成功すればみんなハッピー。しかし、ホームランだけではなく、一塁打もある。

→バイアウトのケースなど

 

・あなたの事業は、「(投資家が)儲かるのか?」

将来、どのくらいの利益が出る?

企業価値=時価総額はどのくらいを目指す?

→1億円調達して、何%を保持する?を考えること。

 

・それを説明できるか?

VCが理解できないのは、説明力不足では?

社長が説明するのでもいいし、「いいCFO」がいるとGood.

→投資家がわかる言葉で価値を説明しよう。

 

■投資家はあなたを何で判断するか?

・決まった見分け方はない

・合理的に儲かりそうな可能性があるのは、前提中の前提。

→あなたがそれを実現できるかは別。

・投資家が何を面白いと思うかは「人それぞれ」 (銀行の人はある程度パターン化できる。返済計画など)

・成功させる方法はあるかも。

→シリコンバレーのベンチャーは再現性がある

・ベンチャービジネスは和製英語。ベンチャーするのは投資家の方だ。

 

■ベンチャーと「失敗」

・ベンチャーは100%失敗する。 byNTVP村口さん

事業計画通りいったベンチャーは見たことない。

それが悪いわけではなく、flexibilityが大事。Pivotをうまくやる。

・失敗を防ぐ方法はない

・失敗をしたときに「とんでもないこと」にならない方法はある

・借入や、その個人保証をしない

→借入している場合は、投資した分をその返済に使われるのでは、と投資家は考える場合がある。

・株式の買取保証をしない(おおっぴらにはやらないと言っていても、投資契約についている場合がある)

・個人破産をするのはNG

・知識をしっかり入れる

・信用が大事。★失敗してもコミュニティでの信用が残る。(信用を失うような失敗の仕方はしないこと。約束を果たせないこと)

これまでは、デット中心だったため、「失敗=誰かに迷惑をかける」だったため、約束を果たせないことが多かった。

エクイティの場合は、成功したら分配、失敗してもリトライ、となる。

まあ、成功すれば関係ないのですが。

 

 

日米比較をしてみます。

 

■米国ベンチャーの公開前資金調達額

Google 1,000百万ドル。

Linkedin 129百万ドル。

Groupon 1,376百万ドル。

Zynga 974百万ドル。 =日本全体の年間の資金調達額。

 

■日本ベンチャーの公開前資金調達額

楽天 4.45億円 →時価総額1兆円

DeNA 30億円 →時価総額6000億円

mixi 9,840万円 →460億円

GREE 4.8億円 →時価総額5000億円

 

→巨額の調達ができないのもあって、早期に利益を出すモデルになっている場合が多い。

「DeNAは自分で稼いだお金をせっせと貯めて事業を作った。GREEも同様。

一方米Zyngaはお金を稼がずにエクイティ調達で事業を作っている。

アメリカは『利益を出すよりも先にやることがあるだろう』という考え方だが、日本は堅実に少ない投資で稼ぐ」

 

比較してみると、日本には非常においしい案件が転がっている。

 

■事業計画と事業価値、資本政策の関係

・財務諸表 PL、CS、BS

・資本政策表をつくる

1年後:VCに33%渡して、1億円を調達

2年後:さらに時価総額を上げて調達。

3年後:上場

最終的な持分を検討すること。

 

・創業者の持ち株比率

ケースバイケース。

 

■単純なシリコンバレー信奉は危ない

・USとは資本市場の厚みが違う。

・USでは創業者は10%ほどしか持っていない。

創業者でないとできない事業か、そうでないか?

Googleを始めとするdual classの例。創業者が事実上全権を握っている。

→日本の場合は、USと比較して、高めの比率を持たないと、という面も。

 

■日本の状況に即した資本政策

・カネさえあれば成長できるか?

サーバーなど、投資は限られる。つまり、お金のかかるのは人やプロモーション。

雇用の流動性が低い、解雇規制がある。

→日本でそんなに急速に「人」が集まるのか?

 

・ソーシャルグラフや信用の形成が大事。

 

■参考に、各社の社長の持ち株比率

楽天:クリムゾン、三木谷夫妻 61.89→44.75%

DeNA:南場さん 18.72→14.35%(安定株主入れて30%ちょい)

mixi:笠原さん 62.75→57.88%

GREE:田中さん 62.40→49.30%

ある程度持っていた方が、議決権を持って、経営に集中できるのでは。

(対して、社長の持ち株比率が1%を切っている会社もあるから、マストではないが)

 

続きはこの本で(笑)

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

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A:「ありえないっすよ!」と言えるように。

飲んでも、成功すれば問題ない。実際に行使されたケースはあまり聞かない。

 

 

※パネルディスカッションにて

■巨額の資金調達 を実施するためには

数千万円〜数億円のファイナンスを意識するキッカケは?

ノボットの事例:

「Smartphoneは絶対伸びる」と前のめりに。伸びる市場でやることが大事。

毎週サムライインキュベートとのMTGを2年半続ける。広告周りは榊原さんの強みでもあった。

CFOが最初からいたのが強かった。(お金はかかるが、当初からCFOを入れた所がポイントでもあった)

 

クララオンライン:

スギ薬局の会長など、個人ベースで資金を調達してきた。最初は18歳で銀行からは借りれず。21歳から銀行借入れを実施。

2006年に方針を転換して、拡大する路線へ。インフラをやるという、重たい事業でもあるため。

 

コミュニティファクトリー:

自分の強みがないと市場価値がない。だから、強みであるSNSを深堀りしていったら、誰にも負けなくなり、好きになるスパイラルになった。そこからソーシャルどっぷりに。時代の潮目に合っていて、ちょっとだけ先であることが大事。

今ならSmartphoneだけど、巨額の調達か、というと今ではないかも。

自分の好きな分野で、やりたい事業について、投資家がわかっているとは限らない。だから、そのタイミングがマッチした時が大事。

 

mixi:

mixiアプリをリリースするときも、そのタイミングではVCの方は理解していなかった。だから、自分たちでリスクを取り、mixiファンドを作った。

リードVCをどう選ぶかはベンチャーにとって非常に大事。

例えば、コミュニティファクトリーへmixiが入れるときは、買取請求権は入れていない。しかし、他VCは買取請求権を求めてきたケースがあった。そこで、リードVCをであるmixiファンドがコントロールした。

PLだけでなく、ユーザー数や、ソーシャルの体験をどうリッチにしたかもKPIとして見ている。

(これは事業を理解できる方がリードVCであることならではと思う)

 

サムライインキュベート:

契約書は結ばない。「投資契約書を見た瞬間に、テンションが下がるケースがある」→メールで!!!

それだけ、Startupの気持ちを楽にしてあげたい。気持よくスタートしてもらう。

毎週会う。

 

■資金調達その後

事業転換(Pivot)を考えたタイミングはあるか?事業計画とのギャップに対してどう考えているか?

クララオンライン:

自社の提供するサービスと、市場価格の下落スピードに違いがあった。株主と話し合った結果、思い入れのある事業を切り離すことに。

 

mixi:

当初、Findjobで上場を考えていた。(証券会社も別の所で計画)mixiは、「出会い系」と言われていたので、上場はできないと考えていた。

しかし、別の証券会社にいた小泉さんが、ユーザー30万人、利益ゼロで200億円で上場できるのでは、という計画を立てた。(結果的には1000億円で上場)

mixi的には、マネタイズを遅らせたいとは思っていた。SNSがコミュニケーションのプラットフォームになり得るという想いがあった。(今のFacebookの状況と似ている)

IPOが近づくと、ストックオプションを付与したくなる。が、「ボーナスとして」付与するのではなく「株主」として付与すべき。行使するのに2-5年かかるので、それまでやめない社員もおり、会社のステージが変わるのに不要な人材となり得ることがある。

CFOを入れるタイミング。CEO、CFO、CTOはパートナーであるべき。3者の描く絵のサイズが揃うことが大事。CEOの絵が大きいのに、CFOの絵が小さいとマッチしない。

※証券会社の方はCFOになりたい方も多いですよ。

 

コミュニティファクトリー:

2011年初には、Smartphone半分、ガラケー半分、という計画を立てたが、3月には、全部Smartphoneと転換。

3カ年の事業計画は、決意表明的なものでもある。なるべくこまめに、ステークホルダーとコミュニケーションをとり、舵を切ることが大事。

やっているメンバーが、自分の事業を「やめます」と言い出すのは難しい。だから、経営陣で撤退基準を決めておいたり。

 

 

Q:CFOの探し方は?

A:こうしたイベントでゲットするのがよし!5年目くらいまでの方にとっては夢のプランになり得る。ノボットの場合もそう。

 

■サムライ榊原さんの考える資金調達のポイント

・イベントを主催したり、目立つことが大事

・月に2回プレスリリースを打つ

→市場が盛り上がっている感がでる。日経に載ることなども大事。

 

■イケてるStartupになるために

サムライ榊原さん:

No Action, No Change! 手前の利益ではなく、ドラえもんや、マイノリティリポートのようなものを目指せること。

実はベンチマークはY combinatorではなく、渋沢栄一。しかし、彼はノーベル平和賞を取っていない。だから、とりたい。

政治のプラットフォームや、クリーンテックとか。

儲かるか儲からないか、ではなく。

 

磯崎さん:

起業家の人は、自分はイケてる、とみんな思っている。

投資家からすると、コイツに投資するとリターンがあるな、と考えるのは前提。それを、ファイナンスの言葉で投資家に説明できることを「イケてる」と評価する。

とにかく人を引き込むのが良い。

 

■参考

@kyoneshigeさんがトゥギャってくれてるのでコチラもぜひ!

イケてるベンチャー 投資家を納得させる秘訣とは

※認識違いなどあれば@ossamまでお願いいたします!

 

つまり、大きな絵を描いて、アツくなれ!ということで。

アイデアと、実行力と、仲間があれば、お金は集まる。

自分には、まだそれが足りない、というところも感じました。

機が熟すタイミングを見極め、僕もエンジンかけていきます。

 

※僕のブロードキャスト癖は、ズームインでDや記者の端くれをやっていたことに起因しています。

 

3種類の働き方を考える。〜満員電車で通学してた中学生の頃〜

 

中学生の時、電車通学をしていました。

 

train

 

大人になったら働くものらしい。

 

大人になったらつまらないの?

 

大人になっても楽しく過ごすにはどうすればいいの?

 

なんてことを、考えていました。

答えは、年齢上は大人になった今もまだ出ていません。

ただ一つ、僕は働くことを楽しんでいます。

 

 

ルアー作って売ったり、会社作ってみたり、テレビ局入ってみたり、ネット業界きたり。

バイトもちょっとしましたが、なんか馴染まなくて。

 

 

とにかく、いろいろやってみました。

そして、今もやっています。

 

 

なんで?

 

 

と言われても、いつもよく説明できないんです。

全然計画的じゃなくて、自分の思うようにやっていたらこうなっただけですが、

これからシューカツをする方たち、そしてこれからずっと働いていく人たちの、

一つのサンプルになればと思います。

 

 

まずどうやって働くか、選択肢を考えると、大きく3つあると思います。

 

  1. 会社に所属する

  2. 会社を興す(ベンチャーか中小企業かはどちらでも)

  3. フリーエージェントとして働く

 

1は、ここ数十年の日本なら割と自然な発想だと思います。

一方、就職するのが大変、なんて問題も出てますが。

 

2は、ここ数年やりやすくなってきたな、という感触があります。

特に、最近はクラウドとか使ってかなり低コストでできちゃいますよね。

もちろん、ただ食っていくだけじゃなくて、インパクトを与えるのは大変です。

 

3は、日本ではまだ少数派、というところだと思います。

僕はジャック・アタリやダニエル・ピンクの思想が好きなのですが、

このスタイルが増えることで、幸せに働ける人が増えるんじゃないかと思います。

若手でも、イケダハヤトくんなどは3の生き方を選んでますよね。

(課題も多いと思いますが、立ち向かっている姿がステキです)

 

 

僕の場合は、たまたま2の起業というスタイルを選択しているのですが、

どれがマッチするかは人それぞれでしょう。

これまで歩んできた人生が、ワークスタイルに影響を与えるのだと思います。

 

 

僕の場合は、中学生の時の風景が大きく影響を与えているようです。
毎日、日比谷線で電車通学をしていて、

 

満員電車のサラリーマンのおじさんのうち、

8割くらいがしんどそうな顔をしていたのが衝撃的だったから。

 

頑張って勉強して、いい会社入って、寿司詰めかいっ!みたいな。

 

 

※この動画、ロケットニュースで見つけました。

満員電車に乗客を押し込む駅員さんの動画が外国人に人気

 

 

というわけで、そのころからサラリーマンはないな、って思っちゃったんですね。

(もちろん、残りの2割くらいの方々は楽しく、そして素晴らしい仕事をしてるんですが)

 

 

で、あとは会社をやるか、フリーでやるか。

 

 

高校生になって、ミュージシャンになりたくてバンドを組んでいた時。

一人ではギターしか弾けないけど、5人集まると厚い音の塊になる。

それが楽しかったんだと思います。

 

 

仲間と一緒に面白いことをやる


 

それが、いま2の起業を選んでいる理由なんですね。

 

 

仕事って、作るものだと思ってます。

だから、「仕事がない!」って言うんじゃなくて、

「役に立つことを考えよう!」と考えると楽しいと思います。

(会社なんて組織は、たかだか数十年、数百年でできたものなんですから)

 

 

仕事のスタイルは、どれでもいいと思うんです。

でも、どこにいても楽しく働く方法を考えること。

思考停止しないこと。

 

 

これができたら、世界はちょっとよくなるんだろうな、と考えています。

 

 

僕も、時代に合わせて働き方は変えていくつもりです。

 

スタートアップ再考 #KDDI_mugen_Labo まとめ

 

日本でも、ちょっとしたスタートアップブームを感じます。

僕らはハロを2008年に起業して、資金調達もせず、もう3年目なので、ちょっと焦ることもw

 

現在は、所謂bootstrapという、自力で運営資金を稼ぎ出しながらサービスを作るというスタイルをとっているのですが、

支援を受けてスピードアップしている周りの会社を見ると、

それもまたありだな、なんて思ったりもします。

 

でも、正直、二の足を踏んでしまうところがあります。

そもそもIncubate=孵化、って赤ちゃんじゃないんだから、って。

群れるのも好きじゃないし。。

フリーダムがいいし。。

だから、億単位で資金が必要になるタイミングまでは、特に考えないでいよう、とも思っていました。

 

でも、今のブームには何か理由があるはず!というわけで、

KDDIさんのスタートアップ支援プログラムのKickOffに参加してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

結論、こんな人にはいいかも!と思いました。

・世の中に大きなインパクトを与えたい

・「事業」に集中したい

・支援してくれる方達と、チームとしてやりたい

・クレイジーなやつらと切磋琢磨したい

・嵐とCMで共演したい(KDDIさんだから)

 

 

ただ集まるんじゃなくて、それぞれに志があればいいんだなと。

そして、行き場をなくしている資金を、役に立つ場所に連れてってあげればいいんだなと。

 

逆に、孤高の天才タイプはそうしなくても人やお金が集まってきそうなので、

別でやればいいんじゃないかな、とも思いました。

 

 

パネルディスカッションが参考になったのでメモをシェアします。

共通するのは、みなさんめちゃくちゃ動いている、ってこと。

自分から動かなきゃ、チャンスはつかめないよね、と。

 

 

■頓智ドット井口さん

3分のプレゼンで伝えること

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■GREE青柳さん

KDDIとGREEのパートナーシップ

2006年当時、なぜ提携に至ったか?

・当時の成功パターンは、キャリアと組むこと。(GREE、EZナビウォーク、モバオク、コロプラ+、brand Garden)

・売上1億 4億円投資。 50億円の時価総額。

・そこから、毎週KDDIとMTG、やりたいことを伝える。自分から引き出す。

・まずKDDIで70%のユーザーを獲得。その後、他キャリアとの取引にも制約はなし。

→日本のモバイル業界でのベンチャー支援実績をもっている。

 

■コロプラ千葉さん

コロプラは2008年10月1日誕生。

check-in数は4000万回/月 (foursqureは9000万回/月)

ポイントはアナログなこと。コロカをなぜフェリカにしなかったのがGood.

→カード自体が集めて楽しい物に。

 

 

ここからはディスカッション。

 

1,アイデアとの出会い=アイデアを思いつく瞬間、出会うための工夫。

井口さん:散歩中に空から降ってくる

近藤さん:不便だと感じたものを改善する。100人のモニターにより、ユーザーが欲していたことを知る

千葉さん:端末の機能ありき。

青柳さん:田中さんが3-5年後を見ている。それをサポートするアイデアを考える。

→アイデアを出す人、実現する人のバランスは大事。

 

 

2,人との出会い=起業した仲間、パートナーとの出会い

千葉さん:2002年に馬場さんと出会う。

色んな大学のキャンパスに行き、人に合う。

コロプラをビジネス化するときに、一緒にやるようになる。

日光のおせんべいやさんからメールをもらって、コラボすることが実現。

作る側と、それ以外。クレイジーな人は不可欠。

 

井口さん:九段下の駅で赤松さんと出会う

お互いiPhoneをやっていた。「セカイカメラというものをつくろうと思っている」3ヶ月でモックアップ、プレゼンまで持っていく。

近藤さん:未踏ソフトウェア創造事業の際、クレイジーな人と沢山出会う。

シリコンバレーとか、クレイジーが普通だからいいんじゃないかな。

 

塩野さん;チーム

DropBox、evernoteとか、アイデアはみんな持っていた。

違いはチームで、そこがお金を集めて、サービスを大きくすることができのでは。

 

 

3、世界との出会い=グローバルへの関心、海外進出における課題

 

近藤さん:アキバは誰でも知っている。

日本でGoogleを作ろうと思ったが、難しかった。

シリコンバレーでオフィスを作ると、物事が簡単に進んだ。人脈、お金とか。

世界中からITの凄い奴が集まっている。

 

井口さん:シリコンバレーにて

アンディルービンには会えた。ロボット繋がりの、人脈。

自分でチャンスを作ること。

 

青柳さん:シリコンバレーで、とりあえず会って、協業したり、ライバルになったりする。層の厚さ。

openfaintの人たちも、若いけど、タフ。

 

千葉さん:ドメスティックグローバルw

モバイルなら、日本発でのサービスを作れるんじゃないか。ガラケーばかにするなよ。

クレイジーな人の周りにそれがいる。ということは、そうなるべし。

まず、会いたい人、NO.1の人に会って、感覚をつかみ、モチベーションに。

近藤さん:宇宙レベルで変な人に会うこと。

創業者が求めるのは、売上じゃなくてインパクトを与えることだ。

 

 

■まとめのキーワード

近藤さん:宇宙

千葉さん:社会に貢献できて、皆が儲かるサービス

井口さん:EmPassion

青柳さん:imagination Smartphone、Androidの流れは間違っていない。その市場でやりぬくこと。

塩野さん:繰り返す物。カッコイイスタートアップを望む。

 

 

支援プログラムの内容はこんな感じみたいです。

 

■KDDI∞Labo支援内容

KDDI official:http://www.kddi.com/mugenlabo/

Techwave:http://techwave.jp/archives/51675633.html

cnet:http://japan.cnet.com/news/service/35004360/

ITmedia:http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1106/21/news101.html

 

■ビジョン

KDDIと一緒にグローバルに通用するインターネットサービスをつくっていこう

 

■環境

2010ケータイ之出荷台数は回復

Smartphone比率は急速に拡大

 

■目的

1,エンジニアが頑張る場所

2,チャレンジする人が集まる場所

3,ワクワクするサービスを世に出したい

→Androidを中心としたサービスを盛り上げたい

 

■サポート内容

・アプリの開発サポート

・プロモーション

・経営サポート

・海外展開

 

■プログラム

チームで応募、事業化。

3ヶ月間の開発支援

・毎週の対面アドバイス、Weekly Presentationでの成果発表

・コミュニティスペースでの交流

・プロモーション支援

 

■支援する環境

・最新端末

・サーバー環境

 

■スケジュール

7月まで応募

8月選考の上、プログラム開始 5チームくらい?

10月完成

11月プロモーション、KDDIとの提携

 

 

■もし僕が応募するとしたら。。

 

KDDIがほしいラインナップの中で、空いているところ。ワクワクするところ。

というところで、

 

・ゲーム以外で、位置情報、動画など、Smartphoneの強みを活かせるところ。

smart art / creationあたり。Android入り地球儀とか。

リアルと繋がるものとか。

 

・Social Adsのプラットフォーム

広告も、テクノロジー一辺倒じゃなく、Social的なものに。ちょっと面白かったり。

 

とかかな★

 

 

僕も最近コードを書き始めたんですが、

一緒に面白いこと考えてくれる方いましたら、

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イセオサム